02.モデルハウスを見てみよう
こんにちは。自称S級建築士のTです。
前回何から始めるべきか、何をすべきかというところで、順番は何でもいいと言いましたが、私の勝手な順でブログを書いていきます。
ただし順番はそこまで重要ではないと再度言っておきます。
今回はモデルハウスを見てみようという事ですが、実際にまずはモデルハウスを見に行くという人は多いのではないでしょうか。
モデルハウスでは、実際に家具なども置かれており、マイホームのイメージをより鮮明に作れるようになります。
特に色々なハウスメーカーが並ぶ住宅展示場では、各メーカーこだわりの様々な作りを見る事ができます。
実際に住宅展示場へ行く前に、メリット、デメリットの話をしましょう。
◆メリット
・色々な家を見れる
・各ハウスメーカーの特徴が分かる
・プレゼント等が貰える
◆デメリット
・基本的に非現実的な家しかない
・1棟を見るのに時間がかかる
・アンケート記入やその後の連絡がいちいち面倒くさい
こんな所でしょうか。
メリットから一つずつ解説していきますね。
・色々な家を見れる
言葉の通りですが、色々な家を見る事ができますので、理想の間取りのイメージを立てやすいかと思います。
LDKの雰囲気はA社が良かった、家の見た目はB社みたいにしたい、、、
など、まずはイメージが大切なのでそこを構築するにはもってこいの場所かと思います。
・各ハウスメーカーの特徴が分かる
ハウスメーカーからすれば自社以外はライバルです。激戦を勝ち抜くために、それぞれ自分たちにしかない強みを推してきます。
断熱を推しているメーカー、地震への強さを推すメーカー、特別な家の造り方のメーカー等々、説明をきけばどれも捨て難いようなものばかりです。
・プレゼント等が貰える
特に住宅展示場は何かしらのイベントを定期的にやっています。ネットで事前予約する事でQUOカードやAmazonギフト券が貰えたり、スタンプラリーに参加してその他景品や抽選に参加できたり…。
イベントが無くても子ども心を揺さぶるようなプレゼントは大体準備されてます。そのおもちゃを見て、子どもの方からあの家に行きたい!と言われる事も珍しくありません。
QUOカードは色々なイベントを意識して狙っていく事で、結構馬鹿に出来ないくらいの額になります。まだ本気でマイホームを考えてない段階でも、見に行くことは決して悪い事でもないので積極的にプレゼントを貰っちゃいましょう。
続いてデメリットについて解説していきます。
・基本的に非現実的な家しかない
モデルハウスというのは名ばかりで、基本的に一般の人が建てるような家になってません。
家を見て、私は絶対この家と同じにする!となっても中々難しいのが現実です。
なぜかというと、簡単に言えば豪邸しか建ってないです。各ハウスメーカーの意地の張り合いみたいな所がありますので決められた区画に最大限にリッチな家を作ってます。中には上物(建物)だけで1億円近い家もあります。
じゃあそんな物見ても意味ないじゃないか、というとそんな事もなくて、この造り方は真似したいなぁとか、部屋の雰囲気はこうしたいなど、そう言った意味ではとても参考になります。
また、モデルハウスには大体コンセプトというものを設定しています。
・6人家族で独り立ちした2人の子どもが定期的に帰省して集まる家
・海外に移住していた夫婦が日本に戻って、余生を謳歌するための家
など、どんなコンセプトで作ったのか知ると面白いと思います。ツッコミ所満載だったりしますけどね。
・1棟を見るのに時間がかかる
規模にもよりますが大体住宅展示場は10棟をこえる数の家があります。一回展示場に訪れて見れる家は精々3〜4箇所程度ではないでしょうか。結構時間と体力を使います。
何がそんなに時間かかるのかというと、まずアンケートへの記入と簡単な担当者の挨拶で10分程度時間を取られます。その後家を見るのも、担当者の人が説明しながらの見学になるので、結果時間が掛かってしまいます。
自分だけで自由に見るなら時間はかからないのですが、一々長ったらしい説明をきくので疲れますし時間がかかってしまいます。
違うメーカーの家を見れば、またこのサイクルが始まるわけです。メーカーも最終的には買ってもらいたい訳なので、全力で家のアピールをします。
この時点で細かい所まで興味を持てる方は、ふむふむとなりますが、そこまでまだ興味ない…という方は結構キツいですね。
・アンケート記入やその後の連絡がいちいち面倒くさい
先ほども記載しましたが、基本的にモデルハウス入ると、LDKのソファに座って待機して、まずはアンケートを書きます。
氏名、住所等の個人情報に加え、マイホームの予定時期や予算等を書きます。モデルハウスに入るたびにほぼ同じ事を書くのは結構面倒です。
さらに展示場を訪れてから数日後、このアンケートに書いた情報を元に、DMや電話、LINEが来たりします。酷い時には挨拶と言いながらも家に来たりもします。
自宅に来るのは正直やってはダメな行動なので、もしそのような行動が見られたら、そこは強く言ってやりましょう。基本的に電話もLINEも大した事いうわけではないので無視でもいいですが、何度もしつこかったら、まだそこまで考えてないので〜〜と言って断りの連絡をしましょう。
DMも同様です。たまに有意義な内容もあったりするので、もらっても損はしませんが、送らないでと一言伝えればもう送ってきません。
貰う場合でも最終的に見切りをつけたら、もう要らないと連絡をしないと、数年経ってもDMは送られ続けます。
と言った感じです。
今回住宅展示場などでモデルハウスを見る上でのメリット、デメリットを書きましたが、如何でしょうか?
デメリットを見た方は、それが嫌で行く気も失せたかもしれません。まあ相手もボランティアではなく、商売でそこにいるので仕方ないです。
デメリットを理解した上で、やけくそにならず有意義な情報収集をしましょう。
01.マイホームを考え始めた時にまずやること
こんにちは。
自称S級建築士のTです。
記念すべき初の投稿はタイトルの通り、マイホームを考え始めた時にまずやることです。
人によって行動が違うのではないでしょうか?
住宅展示場に行きハウスメーカーの家を見る、不動産屋さんに行って土地や家を探してみる、希望の設備を見に行ってみる、マネープランを立ててみる。
色々あると思います。
では何が正解なのかといえば、別にどれも間違った選択ではありません。私の場合は、実際に家を見て夢を想い描くために、住宅展示場へ行くのが初めの選択でした。
しかしこれらの行動をいつやるのかが1番重要だと私は考えています。
つまりいつ家を建てようとして行動し始めたのか?という事です。
1年後の今、マイホームに住んでいたい…と思っているのであれば、正直遅いです。
特に注文住宅であれば、最低でも2年前、私は3年前から夢を描き、行動を始めるべきと思います。
家は3回建て直せば理想の家がつくれる、とよく聞く言葉です。これはどういう事かというと、家を建てて実際に住んでみると、やはり後悔するポイントが多々見つかってくるんですね。その繰り返しで4回目の家を建てた時に理想の家ができると…。
それはそうかもしれませんが、普通の人は家を買った場合、それが人生で1番高額な買い物になる可能性が高いと思いますし、何十年もローンを払い続ける人も大多数かと思います。
とても買い直すなんて…という感じですよね。
そんな建て直さずとも、一度で可能な限り理想の家をつくるために、私は3年前から行動して欲しいと思います。
3年も前から何をすれば?
と思うかもしれませんが、本当に自分の理想の家をつくっていきたいのであれば、全然長くない期間です。むしろ人によっては、もっと時間が欲しいという人もいると思います。
自分の部屋を見てほしいのですが、
例えば目に見えている床、扉、壁紙、照明等、たったこれだけでも沢山の種類があります。種類があるということは、見た目や性能、コストに差があったりします。これらの中で最適な物を選択するには、自分でも理解できないと行けません。
要するに、後悔のないマイホームを建てるには、自分で一つ一つ理想のパーツを組み上げていく必要がある。それを達成するためには、凡そ住み始める3年前くらいから計画を立てましょう。ということですね。
すぐに家がほしいんだけど、後悔する家になるの?と言われると、当たり前ですが必ずしもそうじゃないですが、理想がある以上後悔する可能性が高くなると思います。
このブログに今後書いていく記事が少しでも理想の家を建てるための情報になればと思います。