自称S級建築士による理想の家づくり

理想の家を1回で建てましょう

03.住宅ローン借入額の目安を知る

こんにちは。自称S級建築士のTです。

 

今回は住宅ローンの話になります。数千万円の買い物なので、キャッシュで買える人は中々居ないのではないでしょうか?

その場合は住宅ローンを組むことになると思います。

 

マイホームのイメージがある程度湧いたら、次は自分がどれくらいお金を借りられるのかを理解しておくのが良いと思います。

 

超大雑把な目安にはなりますが、一般的に借入可能額は年収の7倍と言われています。

年収400万の人は借入可能額:約2,800万円

年収500万の人は借入可能額:約3,500万円

…のような感じです。

 

しかし実際にお金の面で何より大切なのは、いくら借りれるかではなく、いくらまでなら無理なく支払いができるかという事です。

銀行で仮審査をして、提示された金額をそのままフルで借りてしまっては生活が苦しくなる可能性があります。

 

当然ながら銀行も普通の会社で、お金を貸す事で利益を出す企業です。そのため自分達が儲かるために、より多くのお金を貸してこようとします。その話に素直に乗っかってしまっては、後々苦しむのは借りた本人です。

言い方を悪く言えば、借りた人たちが経済難で支払いができなくなり苦しんでしまっても知った事ではありません。なのでその人の年収データー等を元に、支払えるであろうギリギリのラインを算出して金額を提示してきます。そこを理解して金額は決めましょう。

 

ではいくらまでなら生活に困らず返済できるのか?金額は人によりますので、返済比率を重視してみましょう。

一般的にローンの返済比率は可処分所得の25%までに抑えましょうと言われています。

可処分所得とは、年収から税金や社会保険料を引いた、所謂手取りのお金の事です。

例を挙げてみます。

年収400万円の人の可処分所得はざっと310万円程です。返済比率25%なら、年間支払い額は77.5万円です(310万の25%)。月々の支払い額にすると64,600円程度です(77.5万÷12ヶ月)。

今は25%で計算していますが、銀行からの提示額は当然まだ上の額です。

 

返済比率30%を超えての借入は、やはり何が起こるかわからない事を考えると避けたい所です。あくまで無理なく支払いできるという所が1番意識すべきポイントです。

借りられる額と支払い可能な額は違うと頭に入れましょう。

 

ちなみに年収400万の人が可処分所得25%で収めようとした場合、借入額は約2,280万円です。

私の所感でも正直心許ないと感じますが、現実はこんな所なんです。

 

返済比率の話は住宅ローンだけに言える話ではないです。既に住宅ローン以外に、カーローンやその他ローンを組んでいるなら、当然それも含めます。

先ほどの年収400万の返済比率25%では、64,600円/月と記載しましたが、その他ローンで毎月30,000円支払っているとすれば、住宅ローンにあてられる金額は34,600円という事です。これでは頭金がない場合、流石に厳しそうですね。こんな人はその他ローンを返済してから住宅ローンを検討するのが理想ですが、住宅ローンの中には今現在のローンをまとめて住宅ローンに借り換える事ができるものもあります。

おススメする訳ではないのですが、いざと言う時の手段の一つとして選択肢にあるのもいいですね。

 

さてここまで簡単に住宅ローンの借入目安について話しました。ここまでみて、もう少し具体的にいくらまで借りれそうなのか知りたいな…けど銀行にわざわざ仮審査申込むほどでもないなぁ…という方、朗報です。

今はいろいろな住宅ローンを一括で比較し、それぞれの銀行で何%の確率で希望の額を借入できるか簡単に比較できるサイトがあります。

 

その名もモゲチェックです。

是非興味があれば↑のリンクから試してみてください。もちろんお金は一切掛かりませんし、私に何の見返りもありません。

無料会員登録する必要があり、頻度はそこまでないですがメルマガが来るようになります。その他は特に何もありません。

車の一括査定サイトのようにしつこい電話がかかってくる事もありません。

お試しでも本格的に考えている方でもとりあえずやってみる事をおすすめします。地銀の情報までは中々出てきませんが、メガバンクやネット銀行はほぼ網羅されています。

 

今回は住宅ローンの借入目安を知るという内容でした。住宅ローンについては多額のお金が関係するため、無知のまま進めると後々後悔する可能性も高くなります。

これからも住宅ローンについては何回か記事を書くと思いますので、今後も見てもらえれば嬉しいです。